
社会福祉法人たけるの里
Staff Interview

利用者さん一人ひとりの想いに触れながら働きたい
-福祉の仕事をする経緯
短期大学卒業後、更生施設の指導員として働かせて頂いていました。
結婚出産のタイミングで家族との時間を大切にしたいと想い専業主婦を選択しました。
子どもも大きくなり、再び働き始めると、福祉制度の変化に驚かされました。
以前は、利用者さんが選べるほど提供されるの選択肢がなく、ガイドヘルパー、ホームヘルパーという職種もありませんでした。
今は、利用者さんが色々なサービスを選ぶことが出来て良いなと思います。私自身も知らない事業などがあり、新鮮で、楽しく働いています。
-復帰した時の仕事は?
主に高齢の方に関わらせて頂くホームヘルパーの仕事を始めました。当時、私は30代で高齢の方のお家に行って、一人ひとりにニーズに応えさせて頂くやりがいはあったのですが、お会いできなくなる辛さを重く感じていました。そんな時に地域の小中学校の介助員という職を得て19年勤務させて頂いていました。
最後の3年間は中学校を担当させて頂いていたのですが、自分のやりたいこととの違いを感じました。
-どんなところに違いを?
受験する為には、日々の課題提出が必要です。しかし、そのサポートに疑問・限界を感じ、本人主体の一人ひとりを大切にする環境で働きたいという気持ちを持つようになりました。
社会福祉法人たけるの里は、誕生会やグループ外出など、様々な活動を個別に配慮しながら実施しています。利用者の生き生きした表情をみながら、色々なことを一緒にやって行きたいと思っています。
-仕事、家庭、自分の時間
子育て世代の間は仕事と家庭のバランスを大切にしながら働いていましたが、子育ても一段落し、自分の時間が増えました。
-大切にしていること
言語での意思疎通の難しい方々の、声にならない声に耳を傾けながらやっていきたいと思っています。日々考え、葛藤しています。
色々な正解があって、答えが一つではないのですが、否定されない、聴いてもらえる環境が良いなと思っています。
それぞれの業務内容について熟知した方がいて、事ごとに合わせて意見交換しながら進めていける、そんな風土のあるチームです。